税理士事務所とは?
どういったサービスをしてくれるのか?
税理士は、昭和25年、税務に関する専門家として誕生し、税務代理、税務相談については税理士のみの独占業務となっています。いま現在全国に7万人が登録しています。
税理士事務所は、税に関する申告書の作成がおもな「しごと」です。そのためには、毎日の会社の経理が、会社法、会計基準や税法をしっかり守って、集約された決算書にまとめられていなければなりません。きちんとした決算書ができてはじめて、正確な税務の計算書類がつくられるからです。
当事務所では原則毎月一回、お客様の事業所におじゃまし、2時間ぐらいお時間をいただいて、会計がきちんと適正にまとめられているか、モレや不正がないかなどを、外部の証拠=通帳、領収書、請求書などとチェックします。OKならばデータや伝票、コピーを事務所に持ち帰り(原本はお預かりしません)、これを月次データまとめ、真正であろう試算表を作成しています。これを巡回監査といいます。
経理が軌道にのり、月次データがほぼ完璧なお客様には、巡回監査時に時間をとって、経営者の方に、いま現在のデータを解説しています。どこが良くてどこが悪いか話し合います。繰り返すうちに、会計の倫理、数値の是非が分かってくるでしょう。そして今後のより良い方向性をいっしょに考えていきます。株主総会の運営についても、その規模に合ったやり方をお手伝いします。
そのためには会計の数値が分かるように、決算書が読めるようになってください。
自分の数値が「読める」には、どうしたらよいでしょう?まずは、自己の過去の数値と同業者の数値とを比較しないと良し悪しはわかりません。その数字は、かならずしも良ければよいというものではないと思います。そして現状を把握=自己の姿(プロポーション)を知り、より理想的なものに近づけるにはどうすればよいかをいっしょに探っていきます。
むろん、税金全般の相談はもちろん、資金繰りのこと、会社の運営、手続き、社会保険、労働保険のこともお気軽にご相談ください。